ハリル監督がご指名…ミラン本田「代表FW登録」は吉か凶か
日本代表の大黒柱・本田圭佑(29)はMFなのか、FWなのか。歴代の代表監督は頭を悩ませてきたが、ハリルホジッチ監督は24日のアフガニスタン、29日のシリアとのW杯2次予選メンバーに本田をFW登録で招集。
「(所属の)ミランでは右サイドハーフ。しかし(日本)代表ではFWとして前でプレーしてほしい。クラブよりも高い位置で、特に敵の背後で存在感を示してもらいたい」と言い切った。
21日に代表合宿がスタート。攻撃陣は本田とオランダのデンハーグFWハーフナーが22日から合流。この日は川崎FW小林悠(28)、鹿島FW金崎夢生(27)、G大阪FW宇佐美貴史(23)のJリーグ組に加え、21日朝に帰国したばかりの英プレミアのレスターFW岡崎慎司(29)が、軽めのメニューで調整した。
あと2試合で日本代表史上5人目となるAマッチ100試合の節目を迎える岡崎は「日本代表は“違う場所”だと思っている。FWとしての自分の存在を見せたいし、誰にも負けたくない」とヤル気満々である。
この岡崎とFWに登録された本田が、ハリル日本の攻撃の核となるわけだが、イタリアの現地メディアは、本田の得点力を高く評価している。ミラン専門ウェブサイト、ペンナ・ロッソネッラのジャンドメニコ・シカ記者はサッカージャーナリスト・元川悦子氏にこう語ったという。