田中将が7失点…メジャー通「今季も被HR多い」指摘の根拠
今季の田中にとって被本塁打を減らすのが課題だが、一発病は解消されるのか。
「田中に一発が多い原因は明らかで、決め球のスプリットを生かすため、高めの直球を多投するからです。捕手マッキャンのリードも単調になりやすく、相手打者には配球が読みやすいのです。一昨年に右肘を痛めて以来、球威が落ち、高めのつり球で空振りが取れなくなった。一発を減らすには投球スタイルを変えるしかないが、昨季はツーシーム主体に転換を図ったが、右手首の故障もあって失敗した。今季も直球とスプリットの組み立てなら、被本塁打は減らないと思う」(スポーツライター・友成那智氏)
田中はこれからどう立て直すのだろうか。
▽田中のコメント
「あれだけ打たれるのは良くない。うまくいっていない。自分の中でいろいろと調整している部分はあるが、そこをマウンド上で気にしすぎる」