性格重視補強ズバリ 巨人GMが語るギャレット獲得の舞台裏

公開日: 更新日:

■「目線も資金も上げた」

「中軸を打てる外国人ということで補強をスタートした。スカウト会議で私は『(外国人補強は)目線と予算を上げていこう』と話しましたが、それが球団の方針。昨年8月の段階でギャレットは(メジャー)枠から外れており、その時点からリストに含まれていた。重視したのは性格です。日本の野球文化と巨人の文化に溶け込めるか。これを重点的に調べてくれ、と。具体的には選手を取り巻く環境、(現地の)同僚選手やコーチにも話を聞いたりして厳選していった結果、最後まで残ったのが彼、ギャレットだったのです」

 日本野球、特に巨人は規律や規則が多く、新助っ人選手は戸惑うことが少なくなかったが、「彼はオープン戦も全部出たいと直訴したそうです。そういう勤勉さ」と堤GM。性格面を重視することで、日本野球・文化への順応性という最初のリスクを軽減したわけだ。

 技術的にはしかし、ギャレットには決定的とも思える弱点がデータに出ていた。メジャー通算122本塁打の実績を残す一方で、対左投手の通算打率が.194と極端に低かった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ