2枚目のキップだ。リオ五輪の代表選考会を兼ねる競泳日本選手権第3日、女子平泳ぎ100メートルは、渡部香生子(19=写真)が1分06秒57で優勝。日本水連が定めた派遣標準記録(1分06秒87)も突破。昨年の世界水泳で優勝した200メートル平泳ぎに続いての代表入りとなった。
普段は愛嬌があってかわいい顔をしている渡部だが、競技になるとやたら険しい顔になる。まだあどけなさが残る15歳の池江璃花子とは対照的だ。水泳ファンは、渡部派と池江派に分かれているそうだが、水泳選手は泳いでいる時が一番絵になる。陸に上がってのルックスで評価してはいけない。