ファンがっかり…国内男子開幕戦は日本人プロがミス連発

公開日: 更新日:

 日本ツアーは昨季、賞金王の金の3勝を筆頭に、23試合中11試合で外国人プロに優勝をさらわれるなど、いいようにやられっ放しだった。今年もその傾向は変わりそうにないのが初戦でよくわかる。

 同じく日刊ゲンダイ本紙で「グリーン黙示録」を連載中の作家・三好徹氏がこう言う。

「日本人プロから何が何でも勝つんだという、執念みたいなものが伝わってこない。外国人に簡単に負けても悔しがらない。だからテレビを見ていても日本人プロが勝てる気がしないのです。今大会は2位でも1300万円の賞金がでるんでしょう。『小成に安んずる』という言葉がありますが、わずかばかりの結果に満足しているようにしか見えない。何とかして試合を盛り上げようという姿も伝わってきません。ツアーを引っ張る牽引役もいなければ、志を持った選手もいない。開幕戦を楽しみにしていたファンからしてみれば、今年も同じかと、あきれられますよ」

 見どころをしいて挙げるとしたら、近藤の本戦18番のバーディーパットぐらいなもので、あとは間延びしたダラダラとした例年の大会とちっとも変わらなかった。これでは「人を育む」をテーマに掲げて日本ツアー再興の旗振り役に就いた、青木功新会長も頭が痛いはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…