「超変革」金本監督の足を引っ張ろうとOB連中“虎視眈々”
総会は気まずいムードで終わり、会に出席したOBたちのほとんどは険しい表情のまま、同じホテルで行われるOB懇親パーティーの会場へ向かったという。
この一件を知っているマスコミ関係者がこう語る。
「金本に何で監督やらせるんだと声をあげた古参OBは、口にできないようなひどいことも言って参加者を困らせたそうです。金本監督は評論家時代もOB会に出ていたし、川藤(幸三)会長とは信頼関係もできている。おそらく川藤会長は総会のあとに、金本の後見人である星野(仙一元監督=69)さんのところに行き、事の一部始終を話して、雑音封じをお願いしたと思う。実際に懇親パーティーで挨拶に立った星野さんは皆の前で『金本君に来ていただいて阪神は変わった。成績が悪い時、調子が悪い時こそ、OBが監督をしっかり支えてほしい』と言ってましたから」
パーティー会場では、「何で金本を監督にするんだ!」との声はさすがに聞かれなかったそうだが、金本監督就任をおもしろく思っていない連中がOBの中に複数いるとは、ファンも驚きだろう。