ご法度コース批判の“醜態” 池田勇太は逆転Vでも株下げる
さらに、「来週も優勝? (会場の名古屋GC和合Cは)嫌いだね。パンパンのおまんじゅうグリーンだけやめてくれれば何とかなる」と、プロご法度のコース批判まで飛び出した。
「好き嫌いの問題ではなく、コースに合わせて戦略を練るのがプロなのにコースにケチをつけるとはとんでもない」と、作家でゴルフ評論家の早瀬利之氏がこう続ける。
「尾崎将司はコーライ芝の芥屋ゴルフ倶楽部で戦う時は、パターのソールに鉛を貼ってヘッドを重くし、転がりを速くして試合に勝った。プロとはそういうものです。嫌いなら、試合に出なければいいだけの話です。主催者もコース批判の池田に出てくれと頼んでいるわけではありません。出場を辞退すれば、他の選手にチャンスが回ります。選手会長職にしても引き受けた以上、終わってから不平をタラタラ言うべきではないし、嫌ならさっさと辞めればよかった。プロとして元選手会長としての品位がなさすぎる。軽はずみな発言がどれだけ関係者に不愉快な思いをさせるか、自分の発言にもっと責任を持つべきです」
ひとりの人間としての魅力がなければ、ギャラリーを引きつける力もないということだ。