美誠“金星”ならメダルも 雑誌「卓球王国」がリオ団体予想

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 前出の今野氏がこう続ける。

「今も中国との実力差はかなりありますが、伊藤がアジア予選で丁寧に勝ったことで、村上監督は、その伊藤を丁寧にぶつけるオーダーを考えているはずです。それは中国もわかっている。オーダーは読み合いになります。もしも伊藤が丁寧と対戦して勝つことができれば、少しは金メダルのチャンスは出てきます」

 五輪はシングルス5回戦の世界卓球とは違い、3試合目にダブルスがある。3月のカタールオープンダブルス決勝では、福原、伊藤組が丁寧、劉詩雯組に、負けはしたがフルセットの接戦だった。その差は確実に縮まっている。15歳の伊藤が奇跡を起こすか。

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