打点位置が左右にぶれた分だけボールは左右にブレる
あそこでダブルボギーを叩かなければ、念願のベストスコアを更新できたのに……。
ゴルフはミスがつきものだが、避けたいのが1ホールでの大叩き。
先週の国内女子ツアー、フジサンケイレディスでも、首位をキープしていたアン・ソンジュは最終ホールでまさかのダブルボギーを叩き、1打差で優勝を逃している。
さて、この1ホールでの大叩き。アマチュアの場合、大叩きを避けるためにやるべきことは、ティーショットでOBや池に打ち込まないこと。ヨーイドンのティーショットでペナルティーをくらってしまうと、その時点でダブルボギー以上が確定してしまうからだ。
■わざと芯を外して打つ
では、どうすればティーショットでOBや池ポチャを避けられるのか?
いくつか方法があるが、お勧めしたいのが、わざと芯を外して打つこと。
例えば、左サイドがOBならば、芯(フェース中央)ではなく、フェースのトウ寄りで打つ。トウ寄りで打つと、インパクトの衝撃でフェースは開く方向に回転し、フェースが開いた分だけボールが右に飛び出す。結果、ボールが左に打ち出されないので左OBを確実に避けられる。