巨人に居場所なく古巣心配…大竹の広島電撃復帰に現実味

公開日: 更新日:

「(大竹)カンちゃんって元気ですか? 大丈夫なんですかね……」

■3年契約の最終年

 広島時代の大竹に世話になった若手は多いという。巨人の選手が一軍にいもしない大竹のウワサをすることはまずないが、二軍でくすぶる境遇が古巣の選手には心配されていた。前出の広島関係者がこう続ける。

「うちでは実直な人柄も評価されていた。何といっても松田オーナーの大のお気に入り。右肩を故障した10年は、携帯の待ち受け画面を大竹のイラストにしていたほどで“息子”のようにかわいがっていましたから。FA権を取得した際も『ケガで苦労した。いいコーチになる』と言っていた。カープに残留していたら今年もローテで回っていたでしょう。FA移籍した阪神で完全に終わったと思っていた新井が出戻って完全復活。2000安打をクリアし、打点王を取ろうかという勢い。39歳にして今や4番です。再生工場じゃないけど“息子”が巨人で必要とされていないなら、うちに戻そうという流れになるかもしれません」

 巨人は巨人で、ダメになったFA選手がたどる末路は決まっている。清原、広沢、豊田、最近では小笠原らが、追われるように他球団へ移籍した。

 大竹は今年が3年5億円の契約最終年。この日は粘投したといっても負けは負け。このオフ、古巣への電撃復帰があるかもしれない。

 巨人は敵地で広島に3タテを食らって泥沼の5連敗。首位広島とのゲーム差は3・5に広がり、ついに貯金がなくなった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”