下半身リードのダウンスイング会得にはゴムホースでの素振りがオススメ
先週の米男子ツアー、AT&Tバイロン・ネルソン選手権は、スペインのセルヒオ・ガルシアがプレーオフでブルックス・ケプカを下して米ツアー通算9勝目を挙げた。
ガルシアの米9勝は、スペイン人選手としてはセベ・バレステロスに並び、最多タイとなった。
ガルシアといえば、スイングの切れに定評がある。コンパクトなトップから、下半身をダイナミックに使ってクラブを鋭く振り切る。下半身のパワーを利用することで、効率よくヘッドスピードを上げている。
対して、我々アマチュアの多くは、ダウンスイングで下半身が止まり、手先や上半身の力に頼ってクラブを振っている。
ではどんな練習を積めば、ガルシアのように下半身リードのダウンスイングを会得できるのか?
下半身をうまく使う感覚を養うには、ゴルフクラブではなく、ゴムホースを使っての素振りをお勧めしたい。
用意するのは水まき用のゴムホース。長さは1・5~2メートルもあれば十分。ゴムホースの両端を持ってアドレスしたら、それでトップとフィニッシュの間を何度も連続するように素振りする(イラスト参照)。