セ相手に15試合10勝2敗 西武菊池は交流戦でなぜ無敵?

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 7日の巨人戦で、西武菊池雄星(24)が7回2安打9奪三振の好投でリーグトップタイとなる今季6勝目を挙げた。これで交流戦は、前回のDeNA戦に続いて2連勝。菊池はお立ち台で、「カーブを有効に使えた」と手応えを口にした。

 交流戦でやたらと強い。昨年は阪神、DeNA、ヤクルト相手に3連勝し、防御率は1.71。5勝11敗に終わった一昨年も、交流戦に限れば2勝1敗。13年は3勝1敗で、11年は1試合登板で勝ち負けつかず。通算で15試合に登板し、10勝2敗と高い勝率を誇る。

 セ球団のスコアラーが言う。

「メンタル面が課題といわれるのに、セ相手だと見下ろしたように投げてくる。セには、菊池のようなタイプの投手がいない。本格派左腕では中日の大野がいるが、彼はオーバースロー。菊池はスリークォーター気味のフォームから150キロ以上のストレートと、キレのいい変化球を投げる。年に1度対戦するかしないかということもあるけれど、ウチの打者も『球筋が把握しづらい』と嘆いている。セ球団にとって、菊池はもっとも難敵だといっても過言ではない」

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