リオ金で報奨金6500万円 テコンドー浜田真由に2強の壁
「リオでは一戦一戦、積み重ねていって、しっかりと結果を残したい」
昨年の世界チャンピオンが、金メダル取りを公言した。
8日、唯一のテコンドー代表である女子57キロ級の浜田真由(22)が都内で練習を公開。男子を相手にしたスパーリングなどで約1時間、汗を流した。
今後はテコンドーの本場である韓国で2度の合宿を行い、本番に備える。
昨年5月の世界選手権(ロシア・チェリャビンスク)で日本人選手として初の金メダルを獲得。世界ランキングは最高で4位まで上がった。リオでは当然、優勝候補の一人に挙がっているが、序盤戦でつまずく可能性もあるという。
テコンドーはシード制が採用されているとはいえ、初戦免除になるのは世界ランク上位3位までと開催国ブラジルから1人の計4人のみ。現在、世界ランク5位の浜田は1回戦からの登場となり、組み合わせ次第では早々と上位との対戦を強いられる。テコンドー関係者によれば、ジェード・ジョーンズ(英国)、エバ・カルボ・ゴメス(スペイン)の2人の実力は抜きんでているそうだ。