南アに快勝も先行き不安 U-23代表「主力」いまだ固まらず

公開日: 更新日:

 スタメン出場の右SB室屋、左SB亀川、FW中島、後半途中出場の右SB松原とFW鈴木はケガでプレーできない時期が長かった。左足骨折の室谷、右ひざ靱帯損傷の中島は南ア戦にフル出場したとはいえ、コンディションと試合勘に不安が付きまとい、リオ五輪本番で持ち味をフルに発揮できるのか、疑問が残る。 

 OA枠にしてもFW興侶(浦和=29)、DF藤春(G大阪=27)、DF塩谷(広島=27)は強力助っ人とは言い難い。

「リオ五輪で日本が1次リーグB組で対戦するナイジェリアは、今季英プレミアの強豪チェルシーで実績を残したMFミケル、中堅ワトフォードで15得点を記録したFWイグアロのOA枠参加が決定。スウェーデンは独1部ハノバー所属の大型DFミロセビッチ、コロンビアはチェルシーFWファルカオの出場が内定といわれている。いずれもA代表で数字を残している選手ばかり。日本の地味な選手たちとは大違いです」(サッカー専門誌記者)

 スポーツメディアは「手倉森ジャパン 国内ラストマッチ4発快勝!」と大ハシャギだが、そもそもこの時期、主力メンバーが固まっていないというのもヘンな話。五輪代表18選手は7月1日に発表されるが、先行きは不安と言わざるを得ない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」