「アスリートコースも特待生制度もありますが、周辺の目立った選手たちは、日大三高などの甲子園常連校へ進学することが多い。総監督でもある池添先生が顔の広さを生かしてチームづくりをサポートしています。中学時代は2、3番手だったり、控えだった選手を集めて安藤監督が鍛え上げる。小さくても群れで巨大な敵を倒すという池添先生考案の『ありんこ軍団』がチームの愛称です」
地区予選で98年、07年と2度準優勝。「三度目の正直」で決めた。川越主将は「甲子園でも大きな相手に向かっていきたい」と言った。あの清宮を食った「ありんこ」たちが、聖地でも大物食いを目指す。