甲子園常連バタバタ敗退 勝ち抜く“地域と学校”を識者解説

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 全国制覇を狙う甲子園常連の強豪校が、あちこちでバッタバッタと倒れている。

 21日、春夏通算5回優勝の大阪桐蔭が3回戦で関大北陽に1―2で敗れたのをはじめ、福井では昨年のセンバツを制した敦賀気比が初戦で敗れた。京都では史上2校目の甲子園通算100勝に王手をかけているセンバツ4強の龍谷大平安が4回戦で敗退。埼玉では3年前のセンバツを制した浦和学院が4回戦で市立川越に完封負け。香川大会決勝ではセンバツ準優勝の高松商が尽誠学園に敗れた。

 26日も、実力校が敗退。昨夏甲子園準優勝の仙台育英が宮城大会準決勝で東北に3-4で涙をのんだ。そして27日には昨夏覇者・東海大相模(神奈川)までもが、準々決勝で慶応に2-11とコールド敗退だ。

 23日の西東京大会準々決勝では、注目のスラッガー清宮幸太郎(2年)擁する早実が八王子学園八王子に敗れた。相手は第2シードとはいえ、早実は昨夏の甲子園4強の名門校。2年目のフィーバーの渦中にいた怪物にとっては、早過ぎる夏の終わりである。

■選手から強豪校が敬遠される理由

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