期待の金崎はブチ切れで落選 ハリル監督悩ます“内憂外患”
9月1日にスタートするロシアW杯のアジア最終予選(1日・UAE戦=埼スタ、6日・タイ戦=バンコク)に臨む日本代表メンバー24人が、25日に発表された。
発表会見のハリルホジッチ代表監督は、いつにも増して冗舌だった。
「ハリルは最終予選に向けて苛立ってばかり。それで会見の予定時間を30分以上も超過してベラベラまくしたてた」と某マスコミ関係者が言う。
「サッカー協会内、サポーターなどに『世界ランク74位のUAE、120位のタイにW杯出場常連国で49位の日本が負けるはずない。最終予選は突破できる――という楽観論が多く、それがハリルには気に入らない。記者会見でも『UAEは2カ月間の合宿をやっている。勝てる保証はない』と何度も繰り返して危機感をあらわにし、サッカー界の“緩んだ”雰囲気を引き締めようと躍起になっている」(前出の関係者)
今回の代表メンバーに新顔はおらず、いつものイタリア本田、ドイツ香川、プレミア岡崎、スペイン清武ら海外組頼みの構図は変わらない。
しかし、海外組は今週末のリーグ戦を消化してからの帰国となるのでケガや体調不良のリスクもある。そこでJリーグ組から“即戦力”を1人でも多くカキ集めておきたい。