打率3割切って…イチローの「出場機会」さらに減少危機
3000安打達成でホッとしたわけではなかろうが、マーリンズのイチロー(42)がこのところサッパリだ。
主砲のスタントン外野手が14日、足のケガで故障者リスト入り。それ以降、イチローは11試合中10試合にスタメン出場しているものの、35打数6安打の.171。打率もズルズルと下がり、25日にはついに3割を切ってしまった(.298)。
スタメンと違って代打は難しいとボヤいたこともあったが、スタメン起用でもバットは湿ったままだ。
24日にはブレーブスからトレードで同じ外野手のフランコーア(32)を獲得。マッティングリー監督は「これでイチローに休みを与えることもできるし、起用法のバリエーションも増えた」と話している。
フランコーアは02年のドラフト1巡目指名でブレーブス入り。メジャー通算153本塁打をマークしている右の長距離打者だ。今後は右腕にはイチロー、左腕にはフランコーアが起用される見込みだが、このままの体たらくが続けばフランコーアに出場機会を奪われる可能性もある。