イチロー“50歳まで現役”の本気度 元マリナーズ指揮官語る

公開日: 更新日:

 メジャー通算3000安打を達成したマーリンズ・イチロー(42)に祝福の声が寄せられている。

 かつてのボスであるボブ・メルビン現アスレチックス監督もそのひとり。

 03年にマリナーズ監督に就任、イチローが04年にシーズン最多記録となる262安打をマークした時の指揮官だ。ア、ナ両リーグで最優秀監督を受賞している同監督は、今回の3000安打をどう見たか。

「私にとっては驚きではなく、時間の問題だった。うれしく、そして彼を誇りに思う。彼はいい友人だ。期待が高まっているところで三塁打で決めた。日本と米国の2つの国で、最も偉大な打者のひとりであることは間違いない。彼はプレーヤーとしてだけでなく、人としても素晴らしい」

 イチローについて特に記憶に残っているのはどんなことだろうか。

「04年にシーズン最多安打の新記録を作った時が最も思い出深い。4月は調子が上がらずにスロースタートを切ったが、シーズンの終わりには記録を破っていた。調子が出てきてからは毎試合のように何本もヒットを打って、信じられない思いで見ていた。彼は記録が手の届く範囲に来ると、絶対にそれを達成する。そういう男だ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動