ダルやマー君の待遇は…トランプ大統領で米野球どうなる

公開日: 更新日:

 トランプは今回、不遇をかこつ高卒以下の白人ブルーカラーの動向を巧みに利用して選挙戦を戦った。それが勝因のひとつだが、フタを開けてみればひと握りの富裕層がますます富むことになりそうなのだ。「トランプは批判を浴びるかもしれませんけど、今度は上院下院とも共和党が過半数を握った議会を利用するでしょう。自分は違うけど、議会が納得しないとね」とは鈴村氏だ。

■二極化に拍車がかかる可能性も

 ダルや田中はますます厚遇される一方、メジャーとマイナーを行ったり来たりの選手、もしくはマイナーリーガーはこれまで以上に冷や飯を食うことになる。

「9.11以降、厳しくなったビザの発給はますます制限されるでしょう。特にマイナーの選手は単純労働者と同じような扱いを受けるかもしれません。そうなると契約したはいいが、半年、3カ月と渡米できなくなる。日本人大リーガーも飛び抜けた実力がなければ、冷遇されかねない。実力が同程度なら、白人選手を優先して起用するという空気がベンチ内に漂う可能性はあります」(鈴村氏)

 貧富の差はいよいよ拡大、米社会同様、日本人メジャーリーガーも二極化に拍車がかかりそうなのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出