FA陽岱鋼に続き…ハム中田翔の来オフ「卒業」に現実味
「110打点でタイトルを取ったけど、同じくらいチャンスをフイにしているというのです。特にシーズン序盤は、中田がブレーキになって落とした試合が多かった。あまりのヒドさに『誰が4番でも同じ』と吐き捨てたフロントもいたと聞きました」
■レアードとの契約延長は伏線
グラウンド外での評判もガタ落ちだ。
「しょっちゅう、若手を連れ回すのですよ。伸び盛りの選手が、中田と一緒になってハメを外してプラスになるわけがありませんからね。中田と飲みにいった若手が、首脳陣から白い目で見られたこともある。最近では、中田と付き合う若手もだいぶ減ったと聞いていますが……」(同)
要するに、FAを取得しているであろう来オフは陽同様、「卒業、おめでとう」と言われそうなクチ。「中田自身、球団内の空気というかスタンスは理解しているはず。日本ハムで来季1年プレーして、オフにFAで出ていくだろう」とは前出のOB氏。日本ハムが今季39本塁打でタイトルを獲得したレアードと2年6億円で契約延長したのも、来オフ、中田が移籍するであろうそのときに備えた手当てともいわれている。
更改後の本人は目標の3億円に届かず、「この世界はシビア。来季はすべての部門で自己最高の成績を挙げたい」と話した。