年末年始はタレント専念 吉田沙保里「フリー転身」の功罪
マットの外で引っ張りだこになっている。
リオ五輪で銀メダルを獲得したレスリング女子の吉田沙保里(34)。オリンピックを終えると、テレビやイベントの出演で大忙し。昨19日には、来年1月放送のNHKドラマで時代劇に初挑戦することも分かった。
数年前から芸能活動に積極的だった吉田の女優デビューは一昨年。このときは「いつか恋愛ドラマの主役になりたい」と夢を語っていた。15年には連ドラの「地上波デビュー」も果たし、着々と“キャリア”を積んでいる。
昨年までは、他のアスリートと同じく、スポーツに関する番組が中心だった。しかし、今年は「Qさま!!」(クイズ番組)、「おしゃれイズム」(トーク番組)、「SMAP×SMAP」(バラエティー番組)などレスリングに関係ない番組にも出演。「秘密のケンミンSHOW」では地元・三重県のローカルグルメを紹介し、「ヒルナンデス!」(ともに情報バラエティー番組)ではファッション企画で美脚を披露していた。
ここまで“雑食”になったきっかけはフリー転身だ。所属していた「ALSOK」を離れ、自由な活動が可能に。リオ後は休養を宣言しているとあって、レスリング以外のことに時間を割けるようになった。タレントとしての評価は高く、共演したタレントや芸人は「トークのセンスや間が絶妙」と絶賛。クリスマスも年末年始も「仕事」で埋まっているという。