浅田真央の胸中は…表現力より「3A跳ぶ?」ばかり話題に
あるフィギュア関係者が言う。
「今季の真央は、SPとフリーが同じ曲(『恋は魔術師』の曲の中の『火祭りの踊り』)を黒と赤の衣装で滑る。これはきわめて珍しいことです。SPでは怪しげな悪魔ばらいの黒鳥を、フリーでは赤い衣装の情熱的な女性を演じている。SPとフリーでひとつのドラマになっているのです。本来ならその表現力を見て欲しいはずです。それが、3Aを跳ぶ、跳ばないということばかりが注目される。真央としては不本意ですよ」
とはいえ、銀メダルに終わった10年バンクーバー五輪のSPとフリーで合計3本の3Aを成功させてからもうすぐ7年。ソチでの惨敗後も引退しなかった真央が、18年平昌五輪の舞台に立てると思っている者はほとんどいない。もはやファンを引き付けることができるのは、3Aしかない。