大谷の意外な一面も 日ハム宮西尚生が明かす救援の重圧

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「満塁の場面とかで左打者に登板する機会もあるでしょうけど、失投は許されません。慣れていないボールだと失投の確率はどうしても高くなる。そうならないためにも、ボールを触らないといけないと思っています」

――09年WBCでは韓国との決勝戦でイチロー(現マーリンズ)が決勝打を打って世界一になった。一方、韓国の立場でいえばリリーフの林昌勇が打たれて負けたことになる。

「そうなんですよね。リリーフって打たれた時のイメージが残る。特に日本の野球は打たれたらバッシングされるのはリリーフの宿命というか。僕らはそこまでの準備をしているし、時期によってこなしている試合数も違うわけですけど、3回登板したら3回とも抑えないといけない。打者なら3回中1回打てば打率3割で凄いとなりますけど、そこはリリーフのつらいところです(笑い)。WBCで打たれて負けたら、ずっとその記憶しか残らないわけですから」

――15年の「プレミア12」ではリリーフが打たれて3位に終わった。「セットアッパー、抑えという役割を明確にして戦うべき」と言う声があるが、リリーフ投手の立場としてはどう考えている?

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