大谷の意外な一面も 日ハム宮西尚生が明かす救援の重圧
「選手は使われる側の人間。練習、強化試合を通じて、その時の調子でポジションを選んだらいいと思います。1大会だけという短い期間ですから、僕自身はブルペンにいる人間が全員つくって、そこから選んでもらう方がいいと思います。もちろんやっている人間は大変ですし、首脳陣もケガをさせてはいけないと物凄く気を使ってくれます。実現するかどうかは難しいところではあるんですけど、やっても2週間、自分自身のコンディションのことは密に首脳陣に報告しつつ、いつでも行ける準備をしておくのが僕らリリーフの仕事だと。こんな経験は最初で最後だと思うし、やるからには、それくらいのことはしたいと思っています」
■大谷は気づいたらタメ語
――話は変わって、後輩の大谷翔平が出場辞退になった。
「翔平は責任感の強い子。出たかった悔しさもあるだろうし、逆に中途半端にしかできずに迷惑をかけるくらいなら、という男らしいところもある。普段の性格は僕らも知ってますからね。まあでも、相当悔しいと思います。僕自身も、翔平が海外の選手相手にどういう投球をするか、単純に見たい気持ちもありました」