遠い1勝目…横峯さくらはなぜ米国ツアーにしがみつく?
「米ツアー1勝まで日本に戻らない強い意志を持っているのでしょう。それに日本のメディアと違って成績が悪ければ追いかけられることがありません。調子を落としているときに騒がれず、周りに心配をかけることもなく居心地がいい。なによりトッププロたちの技術、メンタル、フィジカルのトータルバランスの高さを間近で見て楽しいはず。米国ではコースが選手を育てるといわれているが、日本ではそんな経験ができない。もっと強くなりたい欲があるのなら、米ツアーでとことん戦いたいと思うのは当たり前でしょう。それに横峯の場合、獲得賞金が少なくてもスポンサーが多く転戦費用に心配がない。じっくり腰を落ち着けることができるわけです」
当分の間、日本ツアー復帰はありえないようだ。
日本勢は畑岡奈紗が1オーバー81位タイ、野村敏京が2オーバー99位タイ、松森彩夏が3オーバー111位タイ、上原彩子は4オーバー122位タイだった。首位は8アンダーの地元K・カーク。