W杯と五輪で別人 大舞台で勝てない高梨沙羅の“重大欠陥”

公開日: 更新日:

 先日、平昌大会でW杯53勝目を挙げた高梨は世界選手権に向けて「勝ちたい試合にピークをもっていくことはできていない。そこが一番弱いところだと思う」と語っていた。金メダルを狙っている試合に限って、最高のジャンプができないことは本人も分かっているのだ。

■チームキャビンに入れないチームスタッフ

 原因は何か? あるスキー関係者は「強気な顔しているが、意外にメンタルが弱い」と言ってこう続ける。

「高梨は常に『チーム高梨』のメンバーと行動している。チームにいるのは、元ジャンプ選手の父と母、そしてトレーナーに栄養士と日本女子代表の山田いずみコーチです。チームスタッフはいつも高梨にベッタリですが、山田コーチ以外は日本代表のIDがないので試合の時は観客席までしか行けない。各国に割り当てられているチームキャビンには入れません。このキャビンは、選手が着替えたり、リラックスする場所。コーチが助言したり、メンタルケアなどを行うところでもある。そこから選手たちはスタートハウス(待機所)に向かうのです。高梨の実質的な技術コーチは父親の寛也さんです。コーチがキャビンに入れないのは痛い。ビッグイベントほど影響が大きいはずです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  2. 2

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  2. 7

    志村けんさん急死から4年で関係者が激白…結婚を考えた40歳以上年下“最後の女性”の存在

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  4. 9

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  5. 10

    フジテレビ「Live News イット!」が大苦戦中…上垣皓太朗アナが切り札となるか