W杯と五輪で別人 大舞台で勝てない高梨沙羅の“重大欠陥”

公開日: 更新日:

 世界選手権や五輪の前は、絶対女王の高梨に関する報道が過熱する。本人が期待に応えようとW杯以上に緊張するのは理解できる。

「その力みが筋肉を硬くしてサッツ(踏み切り動作)が遅れるのです。先日の平昌大会も、53勝、54勝の通算勝利数の記録がかかり、来年はここで金メダルを取らなければという思いも強かったのでしょう。ビデオを見ると踏み切りが随分遅れていました」と、別のスキー関係者は解説する。

■スタートハウスで繰り広げられる「女の戦い」

 高梨がビッグイベントに弱いのは、スタッフの問題だけではない。選手が競技直前に待機するスタートハウス内でのプレッシャーもW杯より大きいというのだ。

「欧州の選手に聞いたことがあるのですが、高梨はソチ五輪の時、スタートハウスで目が泳いでいたそうです。ライバルたちはそういう姿を見逃しません。気が強い選手はスタートハウスに着くと、他の選手のスキー板を当初とは違う場所に置いたり、倒したりして強敵の集中力をそぐような悪さを平気でやる。同じ国の選手が3、4人集まると、つぶしたい選手をにらんで威圧することもある。五輪や世界選手権の成績は契約スポンサーからのボーナスなども違う。女子の戦いは熾烈かつ陰険です。今大会もあらゆる手を使って、高梨を追い落とそうとするはずです」(前出関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  2. 2

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  2. 7

    志村けんさん急死から4年で関係者が激白…結婚を考えた40歳以上年下“最後の女性”の存在

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  4. 9

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  5. 10

    フジテレビ「Live News イット!」が大苦戦中…上垣皓太朗アナが切り札となるか