情報漏れ懸念? 侍J小久保監督が早くもピリピリムード
「決起集会」にしては少々寂しいものだった。
22日、WBC日本代表の侍ジャパンが宮崎合宿を翌日に控え、宿舎でミーティングを行った。沖縄キャンプからの移動組を乗せた那覇―宮崎間の飛行機が約1時間遅れるドタバタもあったが、小久保監督はミーティングの冒頭「ここにいるメンバーで勝ちにいく。世界を取るため戦いましょう」と語った。
それにしても、この日の日の丸チームの対応は物足りないものだった。報道陣に公開されたのは、ミーティング冒頭の挨拶と、招集状授与のセレモニーのみ。その後に行われた小久保監督の囲み取材もカメラ撮影はNO。侍メンバーたちの取材もなかった。
■先発投手の名前も・・・・・
小久保監督の囲み取材にしても、合宿ではサインプレーなどを取り入れることを明かしたものの、先発投手については「確定の選手には伝えてある」と、具体的な名前を挙げることは避けるなど、早くもピリピリムードが漂っていた。
WBC日本代表は、06、09年大会を連覇したが、13年大会はベスト4止まり。15年の世界野球プレミア12も準決勝で韓国に敗れて3位に終わった。今回は負けられない状況ではあるにせよ、ある球界OBはこんな見方をする。