合宿で高評価 “鬼肩”G小林が「侍J正捕手」候補に大出世

公開日: 更新日:

 WBC日本代表の小林誠司(27=巨人)が代表内で存在感を増している。

 23日に侍ジャパンの強化合宿がスタート。追加メンバーの小林は当初「第3捕手」とみられていた。小久保監督も「セ・リーグの捕手も入れたかった。セで規定打席に到達した捕手は1人だけだった」とメンバー入りの理由をこう説明したが、事情が変わってきた。

 嶋(楽天)が下半身の張りでいまだ実戦に出場していない。小久保監督はこの日、「焦らせないようにやってもらう。今の状態でも、侍に必要な選手なので」と話したものの、こうなると大野(日本ハム)、小林の2捕手がより重要になってくる。あるNPB関係者がこう言った。

「小林が第3捕手なんて、とんでもない。エースの菅野が登板する試合ではコンビを組むだろうし、他の投手が投げる試合も出番はありそう。正捕手筆頭候補の大野は、相棒の大谷の欠場もあって安泰ではなくなった。誰とは決めず、投手との相性や調子がいい捕手が起用されるとみられます。小林が中心になる可能性だってありますよ」

 まさに出世である。巨人でも正捕手候補ではあるが、競争を強調している高橋監督が、小林を正捕手と公言したことはない。侍のあるメンバーは言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード