強風が後押しも…巨人・岡本“待望の1号”で開幕スタメンM4
巨人の岡本和真(20)に待望の一発が飛び出した。
小雪が舞う悪条件の中で行われた7日の中日とのオープン戦。二回、村田が実戦8試合目にしてチーム1号を放つと、続く岡本は136キロの直球を左翼席に運んだ。完璧な当たりではなかったものの、左翼方向への強風が後押しした。
この日は左翼で先発。来日2年目のギャレットとのポジション争いの渦中にいるが、高卒3年目の和製大砲に求められるのは、やはり本塁打。高橋監督は「打ってくれさえすればポジションは後から考える」と、ことあるごとに要望を出している。とはいえ、一体どれだけ打てば及第点なのか。開幕スタメンの座をゲットできるのか。目標値があるに越したことはない。キャンプ中、村田ヘッドコーチはこう話している。
「岡本は打たなあかん立場。オープン戦は打率3割、ホームラン5本がノルマになるやろうな。きついとは思うけど、それくらい打たんと。いくらフリー打撃で打ってもダメ。実戦でどれだけ打てるか。(坂本)勇人が出てきた時のように、(首脳陣に)また使いたいと思わせることが大事なんや」