強風が後押しも…巨人・岡本“待望の1号”で開幕スタメンM4
本塁打の後は左前安打、右犠飛と四球で2打数2安打2打点。打率は.467に上昇した。もちろん油断は禁物だが、打数が少ないオープン戦では、打率3割より「5本塁打」の方がはるかにハードルが高い。昨年のオープン戦で規定打席に到達した打者を見ると、打率トップは4割で2人。本塁打はソフトバンクの柳田がトップで5本だった。決して不可能ではない絶妙な数字が設定されているといえる。
村田ヘッドは「オープン戦で5本打てないようなら、シーズンで30本なんて打てるか? 岡本はそこを期待される選手なんやから」と強調している。
巨人のオープン戦は残り14試合。この日同様、1試合4打席とすると、56打席で4本がノルマになる。高橋監督や助っ人らを納得させて開幕スタメンの座をゲットするために「14打席で1本」のペースが求められる。簡単ではないが、絶望的な数字ではない。