新生なでしこは6位 アルガルベ杯で見えた課題と収穫

公開日: 更新日:

 国際親善大会アルガルベ杯(ポルトガル)で日本女子代表「なでしこジャパン」が、8日深夜キックオフの5位決定戦でオランダ相手に2-3で敗れ、6位となった。

 0―2で迎えた前半20分、なでしこは20歳MF長谷川のパスを受けた23歳FW横山が、ゴール正面20メートル地点から強烈ミドルを叩き込んだ。後半16分に相手DFがラフプレーで退場。33分には、20歳FW籾木の鋭いクロスがオウンゴールを呼び込み同点に追い付いた。

 ここからは10人のオランダを圧倒。しかし何度も勝ち越しのチャンスを逃しているうちに試合終了間際、不用意なパスミスからオランダに決勝ゴールを許してしまった。

 試合直後、高倉監督は「集中すべきところで緊張感が切れ、勝負どころで甘さが出た」と憮然とした表情。拍子抜けの結末に怒りを抑えている風情がアリアリだった。

■パスサッカーの限界

「今大会を通して課題と収穫がハッキリした」とは、サッカージャーナリストの六川亨氏である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出