4番&助っ人貧打深刻 ハム大谷の投手復帰ますます遠のく
「復帰時期が遅れたのはマメの影響ではなく、打者に専念してほしいという首脳陣の思惑があったからです。当時の日ハムは首位ソフトバンクを猛追中だったが、4番の中田が何度もチャンスを潰すなど、イマイチ信頼できない。その上、大谷を外そうものなら、それこそ反撃ムードがついえてしまうところだった。先発投手は一度完全にローテを外れると、二軍戦で徐々にイニングを増やすなど、その時その時の状態を見計らって復帰を図るもの。そのためには少なくとも登板日と前日、翌日の3日間は打席に立てなくなる。首脳陣はそれを恐れたのです」
1日の走塁を見た栗山監督が「明日、説教します」と憤慨したように、大谷は全力疾走を禁じられている。それでもこの男のバットに頼るしかないのが現状。今後も打線の低空飛行が続くようなら、「投手大谷」の実戦復帰はさらに遠のく。
不甲斐ない4番と助っ人のおかげで、しばらく「二刀流」はお預けか。