A代表初ゴール なでしこ“21歳女子大生”籾木結花への期待

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 女子サッカーなでしこジャパン(世界ランク6位)が9日、熊本で開催されたコスタリカ(同30位)戦を3―0でモノにした。横山久美(23)と田中美南(22)の先発2トップが1点ずつ決めた後、後半37分にダメ押しの3点目を奪ったのはこの日、21回目の誕生日を迎えた慶応大現役女子大生のFW籾木結花だ。

「高倉監督が、左利きの籾木を右サイドに置いた理由は、武器であるスピードを使って中に切り込み、積極的にシュートを放っていけ――という意図だが、それを本人もきっちり自覚しており、それがA代表初ゴールにつながった。もうひと回りレベルアップし、今後のなでしこを支えて欲しい選手です」(現地取材の元サッカーダイジェスト誌編集長・六川亨氏)

 なでしこの登録選手の今回の平均年齢は23.2歳。15年カナダW杯(準優勝)の27・7歳、11年ドイツW杯(優勝)の25.3歳よりも大幅に若返った。

 19年W杯と20年東京五輪を見据え、指揮官が果敢に世代交代を進めているからだが、若手FWによる3得点快勝は、まずまずと言っていいだろう。

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