救世主期待の巨人・篠原慎平 “広島守護神”中崎との類似点
「独立リーグで苦労した時代が長い分、人間的にしっかりしている。ファームの試合でも物おじせずにリリーフのマウンドに上がる。直球は150キロを超える威力がある一方で制球力はアバウト。フォークとスライダーの縦の変化球が武器で、二軍戦で(開幕から9試合連続)無失点記録中だった。広島の抑えをやっていた中崎に似ています」
別の関係者は「26歳ということもあって、高卒の若い選手をメシに連れていったりする兄貴分的な存在でした」と明かす。
巨人は七回の救援投手不在で6敗中4度が逆転負けという終盤の試合運びが課題。先輩が「似ている」と言った中崎は、昨季34セーブを挙げて広島のリーグ優勝を支えた守護神である。篠原には勝利の方程式の一角として、昨季の中崎のような働きが期待されている。