今頃30億円効果 オリ中島&小谷野はフル稼働も低コスパ
■新外国人ロメロは単年契約
ここ2年、中島と小谷野はケガでサッパリ。さすがに、このままじゃマズいと思ったか、契約最終年の今季は2人とも開幕からフル稼働。昨夜は中島が勝ち越しの犠飛を放てば、小谷野は2安打と気を吐いた。
4年契約の3年目を迎えた金子にしても、ここ2年はいずれも7勝止まり。ボチボチ働かなければオリックスとの再契約はもちろん、他球団の評価だってガタ落ちだ。
要するに尻に火の付いた連中が、契約切れが迫ってしゃかりきになっている。大金を積んだ成果が2年後に、ようやく表れてきたようなのだ。30億円という金額を考えれば、費用対効果は限りなく小さいと言わざるを得ない。
ちなみにこの日、リーグトップに並ぶ5号本塁打を放った新外国人のロメロ(28)は、大型契約の失敗に懲りたか年俸9350万円の1年契約だ。