課題修正しサクッと3安打完封 G菅野は全力投球必要なし

公開日: 更新日:

 巨人菅野智之(27)が11年ぶりに熊本で行われた昨18日のヤクルト戦に登板。今季初、自身通算5度目の完封勝利を挙げた。

 危なげなかった。八回まで許した安打は雄平の内野安打1本のみ。ノーヒットノーラン級の投球で凡打の山を築いた。球数が100球を超えた九回に2安打されたものの、それでも3安打の完封劇に、本人が「ホッとしている。素直にうれしい」とお立ち台で頬を緩めれば、高橋監督も「言うことない。エースらしい投球」とニッコリだった。

 前回のリベンジを期していた。11日の広島戦は六回途中5失点でKOされた。黒星こそつかなかったが、125球と球数が多く、「いっぱいいっぱいかと思った」と高橋監督に交代を告げられ、「悔しいを通り越した」と唇を噛んだ。「広島戦は回の途中でマウンドを降りて悔しかったし、今日の試合にかけるものがあった。最後までマウンドに立ててうれしい」と指揮官も見返した。

■「球数が多い」課題さっさと修正

 修正能力こそが武器である。この日、150キロを超えたのは2球のみ。球速を140キロ台で抑えながら、ムダな球は使わずにストライクを先行。まんまとヤクルト打線の早打ちを誘った。さるチーム関係者がこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭