錦織圭が右手首痛から復帰 マドリードOP初戦に向け調整

公開日: 更新日:

 右手首痛で公式戦から離れていた男子テニス錦織圭(27=世界ランキング7位)が7日(日本時間8日未明)、復帰初戦となるマドリード・オープン(スペイン)に向けて同地の練習コートで調整。ストロークやボレー、サーブを入念に確認するなど、約1時間半の練習を行った。3月下旬のマイアミ・オープンで痛めた右手首は万全ではないのだろう。患部をテーピングで固定し、リストバンドを着けて打ち込んだ。

 今大会、第6シードに入った錦織は8日以降の2回戦から登場。世界ランク19位のアルベルト・ラモス(29=スペイン)、同46位のディエゴ・シュワルツマン(24=アルゼンチン)の勝者と対戦する。

 1カ月以上、実戦から遠ざかっていた錦織にとって今大会は単なる復帰戦にとどまらない。今回の会場であるマドリード・アリーナは28日に開幕する4大大会全仏オープン(フランス)と同じクレーコート。いわば全仏の前哨戦だ。世界1位のアンディ・マリー(29=英国)らと対戦する可能性もある錦織は、全仏を前に完全復活をアピールできるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…