なぜ上本に代打 鼻骨折の鳥谷「連続出場」に虎ファン複雑

公開日: 更新日:

 24日の試合で顔面死球を受けた際に、鼻骨を骨折した阪神の鳥谷。翌25日は黒いフェースガードを着用してベンチ入り。六回2死走者なしの場面で代打出場すると三ゴロに倒れたが、連続試合出場記録はプロ野球史上歴代単独2位の1795に伸ばした。

 過去には肋骨を折りながら試合に出続けた鳥谷なら、「鼻骨の骨折くらい何ともない」というかもしれない。しかし、それまで2安打を放っていた上本を代えての代打には、「記録のためじゃないか」という声も出て当然だろう。代役として三塁でスタメン起用されたキャンベルが来日初本塁打を含む2安打3打点と活躍したのも、ファンにとっては複雑だ。

 打撃不振に陥った昨季は、連続フルイニング出場記録が667試合で途絶えた。鼻骨骨折が原因で成績が落ちれば、今度は「連続試合出場の是非」も問われることになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…