マーリンズ・イチローが同点適時打 代打タイムリー今季初
今やすっかり影が薄くなっていたベテラン外野手が久しぶりに見せ場をつくった。
マーリンズ・イチロー(43)が28日(日本時間29日)のエンゼルス戦、五回1死三塁で代打で出場。相手の先発右腕シューメーカーの変化球を捉えて右翼への適時打を放った。イチローの同点打を足がかりにチームは、この回3点を奪い、結局9-2の大勝である。
今季初の代打タイムリーにイチローは「(代打の)難しさは僕が別に語る必要はないでしょう。ただヒットを打ったら、めちゃくちゃうれしいですよ」と素直に喜びを口にした。
イチローは、ここまで41試合で62打数10安打(1本塁打)の打率1割6分1厘。少ないチャンスを生かし切れていないベテランが、ようやく存在感を発揮した。