松井秀喜に匹敵の評も 早実・清宮幸太郎を育てた家庭教育

公開日: 更新日:

 日刊ゲンダイのインタビューで父の克幸氏は、「幸太郎がまだ小さい頃、悪いことをした時は、東京タワーの下まで連れていって叱った」と語っている。ただ叱るのではなく、後々に東京タワーを見たとき、叱られた記憶を思い出させる配慮からだ。

 幼少期はピアノ、水泳ラグビーなどのお稽古ごとをやっていたが、早実初等部1年生の時、早実の斎藤佑樹と駒大苫小牧の田中将大の甲子園決勝の再試合を甲子園のアルプススタンドで見て、野球一本に絞っている。

 小学4年でリトルリーグの名門、東京北砂リーグに入団(月謝4000円=入会金1万円)。中1だった2012年、リトルリーグ世界大会で飛距離94メートルの特大弾を放つ活躍で、チームを世界一に導いている。この時、すでに身長183センチで体重93キロ(現在は185センチ、105キロ)もあった。その後、調布リトルシニア(月謝5500円)を経て、現在に至る。趣味は音楽鑑賞、好物は柿というからシブい。

■兄そっくりの弟も世界一を経験

「実は4つ違いの弟の福太郎君の将来も有望」と言うのは、スポーツライターの大利実氏だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  3. 3

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  4. 4

    “路チュー”に続き所属タレントの書籍予約トラブル…STARTO社福田淳社長は「自分ファースト」!?

  5. 5

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  1. 6

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 7

    プーチンだけが丸儲け…米国&ウクライナ会談決裂にニンマリのロシアが描く青写真と警戒心

  3. 8

    注目される日銀の出口政策…次は時価約74兆円のETF(上場投資信託)の出番だ

  4. 9

    大阪万博「歯抜け開幕」ますます現実味…海外パビリオン完成たった6カ国、当日券導入“助け舟”の皮肉

  5. 10

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?