イチローまた快挙 「中堅」スタメンで史上最高齢記録
メジャー最年長野手が、また歴史に名を刻んだ。
マーリンズ・イチロー(43)は25日(日本時間26日)のカブス戦に「1番・中堅」で出場。MLB公式サイトによれば、1900年以降、43歳246日での「中堅」スタメン出場は、歴代1位の1406盗塁などの最多記録を持つリッキー・ヘンダーソン(02年当時レッドソックス)の43歳211日を抜いて史上最高齢になるという。
正中堅手イエリッチが休養を与えられ、6月11日のパイレーツ戦以来となるスタメン出場のチャンスを得たイチロー。節目の試合では昨年9月4日のインディアンス戦以来となる「1番」を任され、第1打席は相手の先発左腕モンゴメリーの直球にバットを折られながら遊撃ラッセルの失策で出塁。1死後、4番オズナの適時打で先制のホームを踏んだが、その後はカブス投手陣を攻略できず4打数無安打に終わった。チームは4―2で勝った。
球団に選択権があるとはいえ、イチローは18年まで契約を残す。本人が公言する「50歳まで現役」を続けるかどうかはともかく、18年(44歳)までは最高齢記録を伸ばしそうだ。