昨季ナHR王カーターがマイナー落ち 日本球界入りあるのか
メジャーの本塁打王がマイナー落ちしたニュースは、日本球界でも話題になっている。
去る23日、ヤンキースが戦力外にしたクリス・カーター内野手(30=右投右打)のことだ。
ブルワーズ時代の昨季、41本塁打をマークしてタイトルを獲得。今季はヤンキースでプレーしていたが、57試合で打率2割4厘、8本塁打、23打点。三振の多さも相変わらずで(ここまで70)、見切りを付けられた格好だ。
昨季のナ・リーグの本塁打王ながら、206三振の粗さを敬遠されて、ヤンキースと契約したのは2月7日。一時は日本球界入りも視野に入れた親日家でもある。
193センチ、113キロの巨漢。一塁守備はヘタクソなうえに鈍足。当たれば本塁打、当たらなければ三振という大型扇風機ではあるものの、曲がりなりにも昨年のメジャーの本塁打王だ。話題性も十分ある。
とはいえ、現在、ヤンキース傘下の選手を、日本のプロ球団が獲得できるのか。
獲得するにはどんな手続きが必要か。