親会社は社長交代も 中日・森監督は「2年安泰」の高評価

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■若手台頭、助っ人活躍

 森監督は「GM」としても手腕を発揮している。助っ人の成功が最たる例だ。27日、リーグトップを独走する21本塁打を放ったゲレーロをはじめ、今は米国の市民権手続きが難航しているビシエドも4番の働きを見せている。投手では格安助っ人のバルデス(4勝4敗、防御率2.14=4720万円)、ジョーダン(4勝2敗、2.50=3000万円)が活躍。いずれも森監督が“目利き”をした選手で、ほとんど外れがない。

「スカウトに関しても、落合GMが退任してから球団内の風通しが良くなったと評判。今秋のドラ1候補は中日のお膝元・浜松にあるヤマハの右腕・鈴木をマークしつつ、早実の清宮も親会社を中心に『野手で毎試合に出られるし、集客が期待できる』と評価されている。プロ入りを表明した場合は柔軟に動くでしょう。森監督の契約は2~3年で1年ごとに内容が見直されると聞いているが、若手の成長などチームが優勝を狙えるレベルに達するには時間が必要。もう一度優勝が見たいと願う白井オーナーがいる間は、しばらく指揮を執り続けるのではないか」

 とは、前出の関係者だ。

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