トップ10から1人…米ツアーでビッグネーム大量欠場のワケ
ビッグネームになると、メジャー4大会を中心に世界ゴルフ選手権、準メジャーなど高額大会の年間スケジュールを立てていく。すると、どうしてもメジャーとメジャーの間の試合を欠場する傾向にある。WRトップ5が全員欠場する試合は、今大会を含めて8試合あるのだ。
賞金の問題もある。米ツアーはバブルが続いており、メジャーに勝てばマスターズ198万ドル(2億2176万円)、全米オープン216万ドル(2億4192万円)、全英オープン155万ドル(昨年実績1億7360万円)、全米プロ180万ドル(2億160万円)と高額な賞金を手にできる。
今大会優勝賞金の124万2000ドル(1億3910万円)では、見劣りするということだろうか。
(ゴルフライター・吉川英三郎)