疲労懸念もなんの 菅野は「中4日」が巨人に吉と橋本清氏

公開日: 更新日:

■「これが本来の投球」

 先発したWBCの準決勝がそうだった。95球の球数制限がある中で、真っすぐを軸に米国の超強力打線を6回3安打1失点。日本代表投手コーチでもあった冒頭の権藤氏の、「真っすぐでどんどん攻める。スライダーに頼るのはもうなしだ」とのアドバイス通りの投球で、世界にスガノの名をアピールした。

「もともとスピード、キレとも申し分のないストレートを持っているのですから、それが本来の菅野の投球だと思います。Aクラス入りが現実的な目標となっている巨人の現状を考えても、菅野の中4日登板をイレギュラーな起用にするのはもったいない。現時点で6ゲーム差の3位DeNAを追いかけるためには、エースに中6日で完投してもらうより、中4日で登板数を増やし、球数100球を限度にその中でゲームをつくってもらった方がチームにはプラスだと思います」(橋本氏)

 試合後、中4日の疲労を問われた菅野は、「6回で代わったんで、まだまだ大丈夫」と答えた。メジャーじゃ中4日は当たり前。エースに5日も6日も休息を与える余裕は今の巨人にはない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議