泥沼13連敗にもヤクルト小川SD「真中監督の休養はない」

公開日: 更新日:

 19日、ヤクルトがDeNAに逆転負けを喫して13連敗。試合後、「選手たちは目いっぱいプレーした結果。前を向いて戦うしかない」という指揮官の言葉に力はなかった。

 一部の過激なファンから上がる、監督・コーチの退陣を求める声は勢いを増している。2010年に当時の高田監督(現DeNA・GM)が成績不振を理由に途中休養。小川ヘッドコーチ(現ヤクルトSD)が代行を務めるや、破竹の快進撃を見せた例があるから、「夢をもう一度」と願うファンがいるのは確かだ。

 が、本紙が小川SDに聞くと、きっぱりとこう言った。

「もちろん、このまま(真中監督に)任せる予定ですよ。最後までやってもらう。今はケガ人のこともあるし、どこに責任がある、というのも難しい。厳しい状況は続いているけど、何とかやってもらうしかない」

 21日からの阪神戦で3連敗を食らえば球団ワーストの16連敗に並ぶ。それでも、2年前に前年の最下位からリーグ優勝を果たした真中監督に対する球団の信頼は、まだ揺らいでいない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…