巨人の“頭脳”田畑スコアラー ヤクルトに流出の大打撃

公開日: 更新日:

 4位Bクラスに沈んだ今季の巨人は、広島に7勝18敗と大きく負け越した。各打者の対戦成績でも鈴木誠也に打率.310、3本塁打、15打点、松山に.308、1本塁打、10打点、丸に・295、4本塁打、13打点、エルドレッドには7本塁打、17打点を献上。特定の打者にカモにされた。その対策を田畑氏が担うはずだっただけに、同一リーグ球団への流出は確かに痛い。

 広島だけではなく、例えばDeNAにもロペスと梶谷に5本塁打、12打点、桑原に4本塁打、12打点。阪神の福留には2本塁打を浴びて18打点を許した。同じ打者に同じように打たれるのは、情報収集や分析の問題でもある。その“頭脳”の一角が欠けた。今季、ヤクルトには17勝8敗と大きく勝ち越したが、それも来季は分からなくなりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ