巨人の“頭脳”田畑スコアラー ヤクルトに流出の大打撃

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 4位Bクラスに沈んだ今季の巨人は、広島に7勝18敗と大きく負け越した。各打者の対戦成績でも鈴木誠也に打率.310、3本塁打、15打点、松山に.308、1本塁打、10打点、丸に・295、4本塁打、13打点、エルドレッドには7本塁打、17打点を献上。特定の打者にカモにされた。その対策を田畑氏が担うはずだっただけに、同一リーグ球団への流出は確かに痛い。

 広島だけではなく、例えばDeNAにもロペスと梶谷に5本塁打、12打点、桑原に4本塁打、12打点。阪神の福留には2本塁打を浴びて18打点を許した。同じ打者に同じように打たれるのは、情報収集や分析の問題でもある。その“頭脳”の一角が欠けた。今季、ヤクルトには17勝8敗と大きく勝ち越したが、それも来季は分からなくなりそうだ。

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