久保裕也<3>重圧を感じないときはスムーズにプレーできた
本田圭佑(パチューカFW)から右FWの定位置を奪うのも当然と、周囲を納得させる圧巻パフォーマンスを見せていた。
「6月のW杯予選イラク戦(テヘラン)は空回りでした。(ハリルホジッチ)監督の言うことを聞き過ぎ、自分の中でうまく消化できなかった。同じような状況が今季のヘントでもありました。自分はひとつのことに没頭していたいタイプです。その状態をつくり出すことが大事だと思います」
良い意味で頭を真っ白にし、そしてゴールに専念する。久保の人間力も問われている――。
(つづく)